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花木
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かぼく
ふりがな文庫
“
花木
(
かぼく
)” の例文
一、四季の題目にて
花木
(
かぼく
)
、
花草
(
かそう
)
、
木実
(
このみ
)
、
草実
(
くさのみ
)
等はその
花実
(
かじつ
)
の
最
(
もっとも
)
多き時をもつて季と為すべし。藤花、
牡丹
(
ぼたん
)
は春晩夏初を以て開く故に春晩夏初を以て季と為すべし。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
蝋梅
(
ろうばい
)
や
梅
(
うめ
)
のように
美
(
うつく
)
しく
花
(
はな
)
をつける
樹木
(
じゆもく
)
を『
花木
(
かぼく
)
』とよびますが、
梅
(
うめ
)
は
早春
(
そうしゆん
)
の
花木中
(
かぼくちゆう
)
でも
第一
(
だいいち
)
の
木
(
き
)
として、
昔
(
むかし
)
から
愛
(
あい
)
せられて、
庭木
(
にはき
)
や
盆栽
(
ぼんさい
)
にも
仕
(
し
)
たてられるものです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
日本中の
花卉
(
かき
)
花木
(
かぼく
)
を集めた植物園といったような広さである。いま
憶
(
おも
)
うと、社屋のある表の鉄門のわきに、赤煉瓦の倉庫が幾棟か見え、いつも倉庫の口から
百合根
(
ゆりね
)
を荷馬車に山と積みこんでいた。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“花木”の意味
《名詞》
花と木。
花の咲く木。
(出典:Wiktionary)
“花木”の解説
花木
かぼく:花と木のこと。または、花の咲く木のこと。本項では、これについて説明する。
はなもく:「花の木曜日」の略。詳細は木曜日を参照。
はなき:日本人の姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
“花木”で始まる語句
花木槿
花木中
花木竹石