“木鋤”の読み方と例文
読み方割合
こすき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
余(よ)は人に助(たす)けられて高所(たかきところ)に逃登(にげのぼ)り遙(はるか)に駅中(えきちゆう)を眺(のぞめ)ば、提灯(ちやうちん)炬(たいまつ)を燈(とも)しつれ大勢の男ども手(てに)々に木鋤(こすき)をかたげ、雪を越(こえ)水を渉(わたり)て声(こゑ)をあげてこゝに来(きた)る。
年雄(としお)さんは堅(かた)い雪(ゆき)をわるのに、鉄(てつ)のシャベルを持(も)ち、とめ子(こ)さんは、小(ちい)さな木鋤(こすき)を持(も)っていました。
雪消え近く (新字新仮名) / 小川未明(著)
持(もち)たる木鋤(こすき)にて和尚を掘(ほり)いだしければ、和尚大に笑(わら)ひ身(み)うちを見るに聊(いさゝか)も疵(きず)うけず、耳(みゝ)に掛(かけ)たる眼鏡(めかね)さへつゝがなく不思議(ふしぎ)の命をたすかり給ひぬ。