“年雄”の読み方と例文
読み方割合
としお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年雄としおくんは、いつしかにいさんのとしとなりました。いま、一人ひとりで、ゆずのて、やさしいにいさんのことをおもしていたのです。
ゆずの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
正二しょうじも、年雄としおくんのいえのはとのことがにかかったので、学校がっこうからかえっていってみました。だが、まだ、はとはかえっていませんでした。
二百十日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
年雄としおは、その足跡あしあとに、なんとなくしたしみをおぼえたのです。たかっているむらはいると、おみやがありました。また、百姓家しょうやがありました。
丘の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)