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年暮
ふりがな文庫
“年暮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くれ
89.5%
ねんぼ
5.3%
としくれ
2.6%
としぐれ
2.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くれ
(逆引き)
「ちょうど、むすめも
二十歳
(
はたち
)
をこえ、市十郎も、お役付きしてよい年配になりまする。では
年暮
(
くれ
)
のうちに、何かと、支度しておいて」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
年暮(くれ)の例文をもっと
(34作品)
見る
ねんぼ
(逆引き)
「時やいま非常、中国の興亡この際にかかる。
年暮
(
ねんぼ
)
の辞儀を廃さん。
歳首
(
さいしゅ
)
の祝礼も、敢えて努むには及ばず。それただ敵に
尺地
(
せきち
)
寸土も
辱
(
はずかし
)
むるなかれ——」
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
年暮(ねんぼ)の例文をもっと
(2作品)
見る
としくれ
(逆引き)
明けて二歳になったばかりの
牛若
(
うしわか
)
である。たださえ
癇
(
かん
)
のつよい子なのに、
年暮
(
としくれ
)
の戦から夜も
易々
(
やすやす
)
寝たことはなく、
食物
(
たべもの
)
も喰べたり喰べなかったりなので、
母乳
(
ちち
)
はすっかり出なくなっていた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
年暮(としくれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
としぐれ
(逆引き)
外はもう
年暮
(
としぐれ
)
の景色であった。赤い旗や
紅提灯
(
べにぢょうちん
)
に景気をつけはじめた忙しい町のなかを、お島は込合う電車に乗って、伯母の近所の質屋の方へと心が
急
(
せ
)
かれた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
年暮(としぐれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“年暮”の意味
《名詞》
年 暮(ねんぼ)
年の暮れ。
(出典:Wiktionary)
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
“年暮”で始まる語句
年暮立
年暮景色
検索の候補
年暮立
年暮景色
“年暮”のふりがなが多い著者
吉川英治
近松秋江
徳田秋声
菊池寛
泉鏡花