“尺地”の読み方と例文
読み方割合
せきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「時やいま非常、中国の興亡この際にかかる。年暮の辞儀を廃さん。歳首の祝礼も、敢えて努むには及ばず。それただ敵に尺地寸土もむるなかれ——」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わけて、九郎判官が、天下に身をれる尺地もなくなった後も、労苦を共にして、連れ歩いている麗人とは、いったいどんな女性かと、武者輩は、眼をぎたてて、まわりに立った。
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「われわれが参ったからには、これから先、尺地も敵に踏みこませることではない」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)