“尺角”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃくかく33.3%
しゃっかく33.3%
しやくかく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
是は信州と越後との境から落して参り、四万川と称え、流れの末が下山田川しもやまだがわがっして吾妻川へ落しますゆえ、山から材木を伐出きりだし、尺角しゃくかく二尺角あるいは山にて板にき、貫小割ぬきこわりは牛のおろして参ります。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
尺角しゃっかく」即ち「五十」の倍の大きさのものは「五十」の倍額ではなく、割は安くなる。現在職工は凡そ千人働いているといわれる。
野州の石屋根 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
むかぎしまたやますそで、いたゞきはう真暗まつくらだが、やまからその山腹さんぷくつきひかりらしされたあたりからは大石おほいし小石こいし栄螺さゞえのやうなの、六尺角しやくかく切出きりだしたの、つるぎのやうなのやらまりかたちをしたのやら
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)