“剣”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方(ふりがな)割合
つるぎ71.0%
けん24.9%
エストケ1.0%
ツルギ1.0%
さあべる0.5%
つるき0.5%
ケン0.5%
タチ0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“剣”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)3.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.1%
文学 > 日本文学 > 戯曲2.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
跡は降ッた、つるぎの雨が。草はもらッた、赤絵具を。さみしそうに生まれ出る新月の影。くやしそうに吹く野の夕風。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
栄螺さゞえのやうなの、六尺角しやくかく切出きりだしたの、つるぎのやうなのやらまりかたちをしたのやら
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いつものとおりはきはきとした手答えがないので、もうぎりぎりして来た葉子はけんを持った声で、「愛さん」と語気強く呼びかけた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
正坊のソコヌケ将軍は、それを見ると、おどろいて、ブルブルふるえながら、けんをほうり出して、クロの首っ玉にしがみつきました。
正坊とクロ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
金モウルの手にエストケがきらめいたと思ったら、湿った音を立てて「赤い小山」が横に倒れた。
右手に絹の長い旗を持ち、その下に三尺ほどのエストケを隠している。
闘牛 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
ツルギラシテ秋気シウキキタリ——
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
は、共に「ぎ」にあたる文字であるが、それが二類にわかれて、「キギシ」「我妹ワギモ」「ツルギ」「シギ」「陽火カギロヒ」「漕ぎ」「ぎ」「継ぎ」「仰ぎ」などの「ぎ」には(甲)類に属する文字を用い
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
監獄が悪人の巣だと考へるのは、大いに間違つて居るよ、勿体ない程間違つて居るよ。鬼であるべき筈の囚人共が、政府の官吏として月給で生きさあべるをブラ下げた我々看守を、却つて鬼と呼んで居る。其筈だ、真の鬼が人間の作つた法律の網などに懸るものか。
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
つるき太刀たち
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
私は今各地の祭りにふんだんに用ゐられてゐるケンぼこの類から、範囲を狭めては四神剣の観察をする必要があると思ふ。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
七重にも手もて曲げなば、まがるらむ。蝦夷エミシ国の大刀は、タチかは
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
夜のまもり ひるの守りと、日の御子のかしこみませる 草なぎのタチ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)