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懐剣
ふりがな文庫
“懐剣”のいろいろな読み方と例文
旧字:
懷劍
読み方
割合
かいけん
91.7%
あいくち
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいけん
(逆引き)
私
(
わたくし
)
は
右
(
みぎ
)
の
懐剣
(
かいけん
)
を
現在
(
げんざい
)
とても
大切
(
たいせつ
)
に
所持
(
しょじ
)
して
居
(
お
)
ります。そして
修行
(
しゅぎょう
)
の
時
(
とき
)
にはいつも
之
(
これ
)
を
御鏡
(
みかがみ
)
の
前
(
まえ
)
へ
備
(
そな
)
えることにして
居
(
お
)
るのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
もう、彼女の
啜
(
すす
)
り泣きは、
永劫
(
とこしえ
)
にやんでいた。——
俯
(
う
)
っ伏した黒髪は、血しおの中へ、べっとりと乱れ、手はかたく
懐剣
(
かいけん
)
の柄を握っていたのである。
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懐剣(かいけん)の例文をもっと
(11作品)
見る
あいくち
(逆引き)
何卒
(
なにとぞ
)
此の
懐剣
(
あいくち
)
にて是非も無き事と諦め得心の上自害して呉れられよ、尤も我等も遠からず
官
(
かみ
)
のお手に
遇
(
あ
)
い死刑に臨む時、冥途にて其許に遇い詫言を申すべし
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
懐剣(あいくち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“懐剣”の意味
《名詞》
懐 剣(かいけん)
懐に入れて持ち歩く護身用の短刀。
(出典:Wiktionary)
“懐剣”の解説
懐剣(かいけん)とは、日本刀のうち短刀の拵(外装)の様式の一つである。
護り刀(まもり-がたな)、または懐刀(ふところ-がたな)ともいう。
(出典:Wikipedia)
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
剣
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
“懐”で始まる語句
懐
懐中
懐手
懐紙
懐疑
懐炉
懐柔
懐刀
懐胎
懐妊
“懐剣”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
佐藤紅緑
橘外男
鈴木三重吉
三遊亭円朝
福沢諭吉
吉川英治
佐々木味津三
正岡子規
夏目漱石