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懐胎
ふりがな文庫
“懐胎”のいろいろな読み方と例文
旧字:
懷胎
読み方
割合
かいたい
40.0%
くわいたい
20.0%
みごも
10.0%
みもち
10.0%
もうけ
10.0%
やど
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいたい
(逆引き)
三
年
(
ねん
)
ではまだ
判
(
わか
)
らないというので、
更
(
さら
)
に二
年
(
ねん
)
ほど
待
(
ま
)
つことになりましたが、しかしそれが
過
(
す
)
ぎても、
矢張
(
やは
)
り
懐胎
(
かいたい
)
の
気配
(
けはい
)
もないので、とうとう
実家
(
じっか
)
では
我慢
(
がまん
)
がし
切
(
き
)
れず
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
懐胎(かいたい)の例文をもっと
(4作品)
見る
くわいたい
(逆引き)
今暫らく発表を
見合
(
みあは
)
し呉れよ、今郷里の両親に
御身
(
おんみ
)
懐胎
(
くわいたい
)
の事を報ぜんには、両親とても直ちに結婚発表を迫らるべし、発表は容易なれども、自分の位地として
母となる
(新字旧仮名)
/
福田英子
(著)
懐胎(くわいたい)の例文をもっと
(2作品)
見る
みごも
(逆引き)
これで
間
(
ま
)
もなく
懐胎
(
みごも
)
って、
男
(
おとこ
)
の
児
(
こ
)
でも
生
(
うま
)
れれば、
何
(
なん
)
のことはないのでございますが、そこがままならぬ
浮世
(
うきよ
)
の
習
(
なら
)
いで、一
年
(
ねん
)
経
(
た
)
っても、二
年
(
ねん
)
過
(
す
)
ぎても、三
年
(
ねん
)
が
暮
(
く
)
れても、ドウしても
小供
(
こども
)
が
生
(
うま
)
れないので
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
懐胎(みごも)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
みもち
(逆引き)
懐胎
(
みもち
)
の様子はなかったが、
取逆上
(
とりのぼせ
)
て少し気が変になったらしく、昼でも行灯を点けておいたり、草履を縁側へブラ下げたり、
無暗
(
むやみ
)
に逃出そうとしたり
銭形平次捕物控:115 二階の娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
懐胎(みもち)の例文をもっと
(1作品)
見る
もうけ
(逆引き)
行
(
ゆ
)
き
処
(
どころ
)
なき身なれば結句よき死場処と人目を耻ぢぬやうに成りけり、にがにがしき事なれども女の心だて悪るからねば檀家の者もさのみは
咎
(
とが
)
めず、総領の花といふを
懐胎
(
もうけ
)
し頃
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
懐胎(もうけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
やど
(逆引き)
秀吉は、母の
気遣
(
きづか
)
いが身にこたえている。また、幼少のひよわかった原因も知っている。ほとんど、喰べたり喰べなかったりの貧乏中に
懐胎
(
やど
)
って、その育ちざかりも窮乏のどん底であった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
懐胎(やど)の例文をもっと
(1作品)
見る
“懐胎”の意味
《名詞》
身籠ること。妊娠。懐妊。
(出典:Wiktionary)
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
胎
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“懐胎”の関連語
身重
懐妊
妊婦
受胎
“懐”で始まる語句
懐
懐中
懐手
懐紙
懐疑
懐剣
懐炉
懐柔
懐刀
懐妊
“懐胎”のふりがなが多い著者
福田英子
浅野和三郎
徳冨蘆花
伊藤左千夫
樋口一葉
吉川英治
野村胡堂