“妊婦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんぷ57.1%
こもち14.3%
はらみをんな14.3%
みもちおんな14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妊婦にんぷが早過ぎた埋葬にって、墓場の中で生き返り、生き返ったばかりか、その暗闇の中で分娩ぶんべんして、泣きわめく嬰児えいじいだいてもだえ死んだ話などは
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
思邈しばくいはく。八九月に多く食へば、春にいたりて眼を病む。寿いのちを損じ筋力を減らす。妊婦はらみをんなこれを食へばその子六指むつゆびならしむ』
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
碾臼ひきうすの様に頑固で逞しい四対よんついの聯結主働輪の上に、まるで妊婦みもちおんなのオナカみたいな太ったかまのっけその又上に茶釜の様な煙突や、福助頭の様な蒸汽貯蔵鑵ドオムを頂いた
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)