“碾臼”の読み方と例文
読み方割合
ひきうす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕が餅好きだから折々拵えさせるが、先ず関東一という越ヶ谷こしがや糯米もちごめぬかのついたまま決して水で洗わずに碾臼ひきうすで粉にさせる。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
しかし、水車場の内部は、大分面目を變へた。𢌞轉軸シヤフト碾臼ひきうす調革しらべかは、滑車といつたやうなものは、勿論みんな取除かれた。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)
「八銀貨! 八銀貨! 八銀貨! 八銀貨! 八銀貨!」と小さな碾臼ひきうすの𢌞る音のように切間もなく変化もなしに続けた。