“糯米”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もちごめ95.7%
じゆべい4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬には、大豆、馬鈴薯じゃがいもわら麦殻むぎがらの外に糯米もちごめを宛てがって、枯草の中で鳴く声がすれば、夜中に幾度か起きて馬小屋を見廻りました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
昔は節季の餅はきのわるいものとして、おとくいも餅屋も通用して来たものですが、私たちが初めてちん餅をやった時の糯米もちごめ
次年五月は廩米りんまい中より糯米じゆべい三俵を取つて柏餅を製し、津軽藩士と親戚故旧とにおくるを例としてゐたさうである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)