“搗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
86.7%
4.3%
つき1.9%
づき1.4%
かて0.9%
つい0.9%
つく0.9%
0.9%
はた0.5%
0.5%
カチ0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婆さんもその物音に目をしました。そして起きて戸を開けてみますと、吃驚して、思はずアッと言つて、尻餅くところでした。
竜宮の犬 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
てて加えてその頃から外国人、殊に日本人に対して厳しく警戒し、やともすると軍事探偵視して直ぐ逮捕した。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
まずよりるまで只管米をにてもにせず其勤め方信切なりければ主人益々悦び多くの米も一向に搗減なく取扱ひ夫より其年の給金
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
来月からお米全国七分です。太郎の御飯なみです。太郎は体の条件でそれと普通のとまぜていたが。まぜず。
京橋鍛冶町の裏家住いて加えての病気というので、今はう何もも売尽した処から袖乞いに出る様な始末
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
食事前に一里半ばかり三光から麻布古川辺の野外を少年生徒と共に散歩して、午後になれば居合をたり米をたり、一時間を費して晩の食事も、チャンと規則のようにして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その時は、祝の餅、酒を振舞った。この餅をだけにも、小泉では二晩も三晩もかかって、出入りの者がその度に集って来た。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それ以前の久しい期間は、籾の俵入れこそは農業の終りであって、アラきはすなわち家々の消費作業と認められていたのである。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ただやたらに痘斑や窪みがその輪郭を破っているため、民衆的な表現に従えば、悪魔が夜な夜な豌豆をきにくるといった顔に数えられる訳である。
諺に「盆と節季が一緒に来た」といふ其師走の大祓へに、祭や盆をて合せた無駄話しをして見たい。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
グリというものがある。カチとはくことで、すなわちクリの実を干し搗いて皮を去りその中実(胚を伴うた子葉)を出したものである。それには普通にシバグリを用うる。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
タル栗ヲ用ヰ殻ヲ連ネテ晒乾シ稍皺バミタル時臼ニキテ殻及シブ皮ヲ去レバ則チ内黄白色ニシテ堅ク味甜ク美ナリ或ハ熱湯ニ浸シ及ビ灰ニ煨シテ軟キヲ待テ食フモ亦佳シ或ハ食フ時一二顆ヲ用テ掌ニ握リ稍温ムレバ則チ柔ク乾果ノ珍物ト為ス也以テ嘉祝ノ果ト為スハ蓋シ勝軍利ノ義ニ取リ武家特ニ之レヲ
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)