“三光”の読み方と例文
読み方割合
さんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
句「三光さんこうの他は桜の花あかり」句「声かぎり啼け杜鵑ほとゝぎす神の森」これは先代茂木佐平治の句で
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
食事前に一里半ばかりしば三光さんこうから麻布古川辺の野外を少年生徒と共に散歩して、午後になれば居合をぬいたり米をついたり、一時間を費して晩の食事も、チャンと規則のようにして
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
まことに水は祭られてよい。夏は、風は、うおは、岩は、砂は、この日本ラインにしていよいよ煌々こうこうと祭らるべきである。その三光さんこう稲荷の水の祭もほんのすこし前に過ぎたばかりだということであった。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)