“芝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しば98.2%
こうげ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義塾三田に移る慶應義塾がしば新銭座しんせんざを去て三田のただ今の処にうつったのは明治四年、是れも塾の一大改革ですから一通り語りましょう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
わたしは子供の時に、麹町から神田、日本橋、京橋、それからそれへと絵草紙屋を見てあるいて、とうとうしばまで行ったことがあった。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
岡山県などには高下鼻こうげはなまたはこうげはなという小字が多い。ハナはすなわち塙であって、民居の後に臨んだ高地なるゆえに、水には乏しくともややこれを開いて、畠に作ることができたのであろう。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)