“大芝居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおしばい66.7%
おおしべえ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『ジョリクールの家来』は大芝居おおしばいというのではなかったから、二十分より長くはつづかなかった。ヴィタリスはわたしたちにたびたびそれをくり返させた。
死ぬまで大芝居おおしばいを打って、見事に女優としての第一人者の名を贏得かちえていった。乏しい国の乏しい芸術の園に、紅蓮ぐれんの炎がころがり去ったような印象を残して——
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「われもそう思うか。実あおいらもそこらが見当だ。安! これあひょっとすると大芝居おおしべえだぜ」
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)