“芝居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しばい60.0%
しばゐ30.0%
しばや3.3%
しべい1.1%
こや1.1%
しべえ1.1%
キリフダ1.1%
テアトロ1.1%
テアトロン1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴎外が芝居を見に行ったら、ちょうど舞台では、色のあくまでも白いが、部屋の中央に端坐し、「どれ、書見なと、いたそうか。」
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)
さまとならではおにもかじ、觀音さまのおりもいやよ、芝居花見さまならではと一トもとのかげにくれて
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
呼んだのはね、ただ芝居を見せるためばかりじゃない、少し呼ぶ必要があったんだよ。それで由雄さんが病気のところを
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
芝居や活動なんテナみんな作りごとばかりじゃねえか。ええ、おい。あんな物あ女の見るもんだ。男なら角力かベースボールでも見やアがれ。
芝居狂冒険 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……三座の芝居は焼けてしまった、としたら緞帳芝居だって焼けたろうし、焼けない迄も三座の役者たちが立て籠ってしまうだろう、一時凌ぎに。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
芝居ってことを忘れねえように。なあ丹さん、頼むぜ」
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「いいえ。きっと這入ってよ。それにその芝居というのが世界に類例のない事実曝露の探偵恐怖劇なんですから……」
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
建築中の電話会社の足場の下を、朝市場へ野菜を運ぶ驢馬の長列がBO・BOと泣いて通り過ぎつつあるばかり——芝居帰りのドン・ファン・テノリオ
希臘では——日本に於ける如く——「芝居」は「観る物」であつた故に「動作」が主で、「物語」は従である。
演劇一般講話 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)