“演劇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しばい66.7%
えんげき18.5%
しばゐ7.4%
しべえ3.7%
ドラマ3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「親方、茶かさずにさ、全くだね、私あ何だ、演劇しばいでするかたきッてものはちょうどこんなものだろうと思いますぜ、ほんとうに親の敵。」
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ソログーブはおさなときからはは奉公先ほうこうさきやしきで、音楽おんがく演劇えんげきなどにしたしむ機会きかいち、読書どくしょたいするふか趣味しゅみやしなわれた。
身体検査 (新字新仮名) / フョードル・ソログープ(著)
演劇しばゐなら両手をひろげて追まはす。続物の文章ならコレおむすとしなだれかゝる、と大抵相場のきまつて居た処でせう。
いろ扱ひ (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
まことに此間こねえだもあんたの方へ向けてやったら、演劇しべえを見せてくれると云うから、った所が、角さんなればこそ世話アして見せてくれて、娘子あまっこを遣ったらく世話アして呉れやした
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
それは歌う歌劇オペラと語る演劇ドラマとの中間を占むる音楽的戯曲の一形式——自由な言葉と自由な音楽とを結合した芸術——現代の芸術家がほとんど思いついていないものであって