“書見”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょけん80.0%
しよけん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴎外が芝居(しばい)を見に行ったら、ちょうど舞台では、色のあくまでも白い侍(さむらい)が、部屋の中央に端坐(たんざ)し、「どれ、書見(しょけん)なと、いたそうか。」
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)
独身で暮す鰥(やもお)に似ず、極(ごく)内気でございますから、外出(そとで)も致さず閉籠(とじこも)り、鬱々(うつ/\)と書見(しょけん)のみして居ります処(ところ)へ、或日(あるひ)志丈が尋ねて参り
彼(かれ)の書見(しよけん)は、イワン、デミトリチのやうに神經的(しんけいてき)に、迅速(じんそく)に讀(よ)むのではなく、徐(しづか)に眼(め)を通(とほ)して、氣(き)に入(い)つた所(ところ)、了解(れうかい)し得(え)ぬ所(ところ)は、留(とゞま)り/\しながら讀(よ)んで行(ゆ)く。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
按ずるに、蛾蛾同韻(ががどうゐん)(五何反)なれば相通(あひつう)じて往々(わう/\)書見(しよけん)す。橋(きやう)を※(きやう)に作る頗(すこぶ)る異体(ゐてい)なり。