“頗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すこぶ92.8%
すこぶる5.2%
すこ1.8%
やや0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柳の葉くらいの鮎を二匹、釣り上げて得意顔で宿に持って帰ったところ、宿の人たちに大いに笑われて、るまごついたそうである。
令嬢アユ (新字新仮名) / 太宰治(著)
この両者は其外見異る所があるが、その一たび警吏に追跡せらるるや、危難のその身に達することには何の差別もないのであろう。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
火事にもわずに、だいぶ久しく立っている家と見えて、ぶる古びが附いていた。柱なんぞは黒檀のように光っていた。
カズイスチカ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「斉論語は二十二篇、其の二十篇中の章句、魯論より多し」(何晏「論語集解」序)と言われているが、その「頗」が「やや」であって「すこぶる」「はなはだ」でないことは確かであろうか。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)