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頗
ふりがな文庫
“頗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すこぶ
92.7%
すこぶる
5.4%
すこ
1.7%
やや
0.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すこぶ
(逆引き)
昔の
儘
(
まま
)
に現在までも続いていると云う住家は
殆
(
ほとん
)
んどなく、極めて
稀
(
まれ
)
に昔の美しさのある物を発見するのが
頗
(
すこぶ
)
る難しいことなのである。
現代語訳 方丈記
(新字新仮名)
/
鴨長明
(著)
頗(すこぶ)の例文をもっと
(50作品+)
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すこぶる
(逆引き)
この両者は其外見
頗
(
すこぶる
)
異る所があるが、その一たび警吏に追跡せらるるや、危難のその身に達することには何の差別もないのであろう。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
頗(すこぶる)の例文をもっと
(31作品)
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すこ
(逆引き)
火事にも
逢
(
あ
)
わずに、だいぶ久しく立っている家と見えて、
頗
(
すこ
)
ぶる古びが附いていた。柱なんぞは
黒檀
(
こくたん
)
のように光っていた。
カズイスチカ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
頗(すこ)の例文をもっと
(10作品)
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やや
(逆引き)
「斉論語は二十二篇、其の二十篇中の章句、
頗
(
やや
)
魯論より多し」(何晏「論語集解」序)と言われているが、その「頗」が「やや」であって「すこぶる」「はなはだ」でないことは確かであろうか。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
頗(やや)の例文をもっと
(1作品)
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頗
漢検準1級
部首:⾴
14画
“頗”を含む語句
偏頗
廉頗
偏頗不正
偏頗心
偏頗放縦
偏頗論
御偏頗
頗付
頗棃
頗色
頗長
頗類西洋畫
“頗”のふりがなが多い著者
小酒井不木
太宰治
森鴎外
夢野久作
岡本綺堂
神西清
菊池寛
海野十三
夏目漱石
永井荷風