“頗”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すこぶ93.5%
すこぶる4.8%
すこ1.4%
やや0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頗”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 日本文学11.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.8%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行4.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
支倉は頑丈な身体の持主で、気力もすこぶる盛んではあったが、この時に年三十八と云うので、そう思うようには駆けられない。
支倉事件 (新字新仮名) / 甲賀三郎(著)
しかし僕の架上かじやうの書籍は集まつた書籍である証拠しやうこに、すこぶ糅然じうぜん紛然ふんぜんとしてゐる。
蒐書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
この頃新堀に後藤進一と云うものがあって、新堀小僧の綽名あだなを花柳のちまたに歌われ、すこぶる豪遊に誇っていた。
細木香以 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
家隆・定家の作物の如きも、習作集は極めて平凡で、選集には、すこぶる、特色を見せてゐるのは、そこに原因があるのであつた。
すこぶる人望のある御人であつたが大阪の行營ぎやうえいこうぜられたので、そこで慶喜公が其後そのゝちを繼いで將軍となられたのである。
兵馬倥偬の人 (旧字旧仮名) / 塚原渋柿園塚原蓼洲(著)
事情を聞けば、草津行の乗合馬車には赤馬車と称する会社があって、すこぶる専横を極めている。
「斉論語は二十二篇、其の二十篇中の章句、やや魯論より多し」(何晏「論語集解」序)と言われているが、その「頗」が「やや」であって「すこぶる」「はなはだ」でないことは確かであろうか。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)