現代語訳 方丈記げんだいごやく ほうじょうき
河の流れは常に絶える事がなく、しかも流れ行く河の水は移り変って絶間がない。奔流に現われる飛沫は一瞬も止る事がなく、現れるや直に消えてしまって又新しく現れるのである。世の中の人々の運命や、人々の住家の移り変りの激しい事等は丁度河の流れにも譬え …
作品に特徴的な語句
わけ ただち しぼ まる かたじけな 炬火かがりび 真実まこと のが かつ 丸殿まろどの くらい にわ わずか いにしえ 唯々ただただ 天日てんじつ いや ことごと ひさし たび のち いましめ あした ため 焼死やけじに 田上たなかみ 田畑でんぱた すぐ まこと くつがえ わか 郭公ほととぎす 飛沫ひまつ しるし 一間ひとま うち これ 人身じんしん 住家すみか 何処どこ 何分なにぶん 何時いつ まま 其処そこ いきおい 勿論もちろん むせ 困憊こんぱい ゆうべ 夕陽ゆうひ 外山とやま ごと 如何いか うち 小路こうじ すくな しかばね 布衣ほい さいわい 幾何いくばく いおり わきま あて いたず 御教みおしえ たちま あたか ことごと 悪濁あくじょく ある かかわ 斉衡さいこう おい 日除ひよけ 易々やすやす 暁方あけがた 有様ありさま 果敢はか けた 檜皮ひわだ ほとん たお こわ 灰塵かいじん わざわい 状態ありさま いらか 益々ますます 直垂ひたたれ