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檜皮
ふりがな文庫
“檜皮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひわだ
75.0%
ひはだ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひわだ
(逆引き)
「たそがれ、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
をはいた女官が、院の
檜皮
(
ひわだ
)
屋根の上に見えたが、そのうちに
御池殿
(
おいけどの
)
(尊氏の住居)のうちへ消えた」
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
姫君は
檜皮
(
ひわだ
)
色の紙を重ねて、小さい字で歌を書いたのを、
笄
(
こうがい
)
の端で柱の
破
(
わ
)
れ目へ押し込んで置こうと思った。
源氏物語:31 真木柱
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
檜皮(ひわだ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひはだ
(逆引き)
目に情けなく見える
単衣
(
ひとえ
)
に、
袴
(
はかま
)
も
檜皮
(
ひはだ
)
色の尼の袴を作りなれたせいか黒ずんだ赤のを着けさせられていて、こんな物も昔着た物に似たところのないものであると姫君は思いながら
源氏物語:55 手習
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
糺の森かみのみたらし秋澄みて
檜皮
(
ひはだ
)
はひてぬ神のみたらし
長塚節歌集:2 中
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
檜皮(ひはだ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“檜皮(
檜皮葺
)”の解説
檜皮葺(ひわだぶき)とは、屋根葺手法の一つで、檜(ひのき)の樹皮を用いて施工する。
日本古来の歴史的な手法であるが、日本国外には類を見ない。文化財を含む、古い建物の屋根で檜皮葺を見ることができる。
2020年「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」がユネスコ無形文化遺産に登録され、この中に「檜皮葺・杮葺」が含まれている。
(出典:Wikipedia)
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
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桧皮葺
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檜皮色
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