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檜皮色
ふりがな文庫
“檜皮色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひわだいろ
60.0%
ひはだいろ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひわだいろ
(逆引き)
下人の眼は、その時、はじめてその死骸の中に
蹲
(
うずくま
)
っている人間を見た。
檜皮色
(
ひわだいろ
)
の着物を着た、背の低い、
痩
(
や
)
せた、
白髪頭
(
しらがあたま
)
の、猿のような老婆である。
羅生門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「御下賜」とあって、
檜皮色
(
ひわだいろ
)
のお小袖を、範宴に賜わった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
檜皮色(ひわだいろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひはだいろ
(逆引き)
二人が、馬から下りて、敷皮の上へ、腰を下すか下さない中に、
檜皮色
(
ひはだいろ
)
の水干を着た、白髪の郎等が、利仁の前へ来て、かう云つた。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
昔、
醍醐
(
だいご
)
帝の御代、御夢に弘法大師が現われ、
檜皮色
(
ひはだいろ
)
の御衣を着せるようにというお告げがあった。勅使中納言
資澄
(
すけすみ
)
は
般若寺
(
はんにゃじ
)
の僧
観賢
(
かんけん
)
を連れて、高野山に上り、
御廟
(
ごびょう
)
の
扉
(
とびら
)
を押し開いた。
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
檜皮色(ひはだいろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“檜皮色”の解説
檜皮色(ひわだいろ、ひはだいろ)は色の一つ。黒みのある蘇芳色。檜(ヒノキ)の樹皮のような重厚感のある色。または檜皮を原料とする染料で染めた色。平安時代からの色名 。JIS慣用色名のひとつ。
(出典:Wikipedia)
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
皮
常用漢字
小3
部首:⽪
5画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“檜皮”で始まる語句
檜皮葺
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檜皮細工
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作者不詳
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