芋粥いもがゆ
元慶の末か、仁和の始にあつた話であらう。どちらにしても時代はさして、この話に大事な役を、勤めてゐない。読者は唯、平安朝と云ふ、遠い昔が背景になつてゐると云ふ事を、知つてさへゐてくれれば、よいのである。 …
作品に特徴的な語句
藁草履わらざうり 螺鈿らでん 言下ごんか 越前ゑちぜん 舎人とねり 蕭条せうでう 直垂ひたたれ 凛々りんりん はじ わら 土器かはらけ しとみ 彼是かれこれ 人心地ひとごこち 潺湲せんくわん 水干すゐかん 指貫さしぬき 比叡ひえい 鶺鴒せきれい 相伴しやうばん 芋粥いもがゆ 阿諛あゆ 戞々かつかつ 野葡萄のぶだう 飜弄ほんろう 丹波たんば 午餐ひるげ 身長みのたけ 黒漆こくしつ 打出うちで 談柄だんぺい 生得しやうとく 一味いちみ 青鈍あをにび うるほ 行縢むかばき 女婿ぢよせい 上達部かんだちめ 漣漪さざなみ 尿いばり 曹司ざうし 粟田口あはたぐち 長櫃ながびつ 摂政せつしやう 万乗ばんじよう 伴人ともびと 枯薄かれすすき 雀色時すずめいろどき 学生がくしやう 檜皮葺ひはだぶき はなだ 京童きやうわらべ 侍所さぶらひどころ 氷魚ひを 萎々なえなえ 観音経くわんおんぎやう 下司女げすをんな 残肴ざんかう 仁和にんな 甘葛あまづら 朱雀大路すざくおほぢ 行潦みづたまり 上白うはじろ 郎等らうどう 大饗だいきやう 元慶ぐわんぎやう 大海老おほえび 檜皮色ひはだいろ 内子こごもり 恪勤かくごん 二宮にぐう 広量くわうりやう 残少のこりずくな 菊綴きくとぢ 蒸鮑むしあはび 蓬々然ほうほうぜん