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恪勤
ふりがな文庫
“恪勤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かっきん
75.0%
かくきん
12.5%
かくごん
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かっきん
(逆引き)
彼は殆んど城に詰めっきりで、殆んど夜と昼の区別なしに
恪勤
(
かっきん
)
精励した。それは熱烈というより狂熱的であり、
煩瑣
(
はんさ
)
論的にさえなった。
思い違い物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
恪勤(かっきん)の例文をもっと
(6作品)
見る
かくきん
(逆引き)
武芝は年来公務に
恪勤
(
かくきん
)
して
上下
(
しやうか
)
の噂も好いものであつたが、前例を申して之を
拒
(
こば
)
んだ。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
恪勤(かくきん)の例文をもっと
(1作品)
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かくごん
(逆引き)
声の主は、その頃同じ基経の
恪勤
(
かくごん
)
になつてゐた、民部卿時長の子藤原
利仁
(
としひと
)
である。肩幅の広い、
身長
(
みのたけ
)
の群を抜いた
逞
(
たくま
)
しい大男で、これは、
煠栗
(
ゆでぐり
)
を噛みながら、
黒酒
(
くろき
)
の
杯
(
さかづき
)
を重ねてゐた。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
恪勤(かくごん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“恪勤”の意味
《名詞》
(かっきん、かくごん、かくご)怠らずに職務に励むこと。
(かくごん、かくご)平安時代、院・親王家・大臣家などに仕える侍。
(かくごん、かくご)鎌倉時代、宿直や行列の先走りなどの雑役に従事する侍。
《動詞》
怠らずに職務に励む。
(出典:Wiktionary)
恪
漢検1級
部首:⼼
9画
勤
常用漢字
小6
部首:⼒
12画
“恪勤”で始まる語句
恪勤精励
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精励恪勤
恪勤精励
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杉山萠円
橘外男
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夢野久作
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