“相槌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいづち90.2%
あひづち8.9%
アヒヅチ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と梶も快活にヨハンに相槌あいづちを打つことが出来た。事実、昨夜のことを思うと、あれ以上に愉快なことはまたとあろうかと彼も思った。
罌粟の中 (新字新仮名) / 横光利一(著)
富岡は時々眼をあけて相槌あひづちを打つやうに返事をしてゐたが、人の話なぞどうでもよかつた。萎縮ゐしゆくした無気力さで、さかづきを唇へ運んだ。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
相槌アヒヅチをうつ者も出て来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)