“あいづち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
相槌61.1%
合槌35.6%
相鎚2.2%
会槌0.6%
合鎚0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「すこし繁昌して来ますと、すぐその土地にできるものは飲食店と遊郭です。」と牡丹屋の亭主も夕飯時の挨拶に来て、相槌を打つ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その用事が、片付くと客は、取って付けたように、政局の話などを始めた、父はらくの間、興味の乗らないような合槌を打っていた。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
身に帯びているこの刀こそ、自分が十六、七歳の頃、赤岩明神に祈誓をかけ、兄は本鎚の座にすわり、自分は相鎚って、夜となく昼となく、兄弟ふたりの魂を火として、打ち鍛えた刀なのだ。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僕なんぞはもういい加減耳に胼胝が出来てもよさそうな筈だが、一向聞ききもせずに、にこにこしながら会槌を打っているのだから、これも不思議だ。
雉子日記 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
次郎が率直にもらした不満の言葉には一も二もなく合鎚をうったが、朝倉先生の言葉に対しては、共鳴どころか、かえって、先生が小田先生とぐるになって
次郎物語:03 第三部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)