“繁昌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんじょう81.9%
はんじやう11.0%
はんじよう3.9%
はや2.4%
ハンジヤウ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「すこし繁昌(はんじょう)して来ますと、すぐその土地にできるものは飲食店と遊郭です。」と牡丹屋の亭主も夕飯時の挨拶(あいさつ)に来て、相槌(あいづち)を打つ。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
引連(ひきつれ)深川萬年町に賣家(うりいへ)を買(かひ)中島(なかじま)立石(りふせき)と改名して醫業を營(いとな)みとせしに殊(こと)の外(ほか)繁昌(はんじやう)致し下男下女を置き妻と娘一人を相手に暫時(しばし)無事に消光(くらし)けり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
惡業(わるさ)に染(そ)まらぬ女子(おなご)があらば、繁昌(はんじよう)どころか見(み)に來(く)る人(ひと)もあるまじ、貴君(あなた)は別物(べつもの)、私(わたし)が處(ところ)へ來(く)る人(ひと)とても大底(たいてい)はそれと思(おぼ)しめせ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そして、いちはやく馳(は)せ戻り、店に坐って、客の来るのを待ち受けるのだった。しかし、たいして繁昌(はや)りもしなかった……。
勧善懲悪 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
「此(コ)ノ築造(チクザウ)有(ア)ルハ都下(トカ)ノ繁昌(ハンジヤウ)ヲ増(マ)シテ人民(ジンミン)ノ知識(チシキ)ヲ開(ヒラ)ク所以(ユエン)ノ器械(キカイ)也(ナリ)」
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)