“中島”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なかじま66.7%
なかしま11.1%
なかのしま11.1%
作太郎11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひら/\、と夕空ゆふぞらくもおよぐやうにやなぎから舞上まひあがつた、あゝ、それ五位鷺ごゐさぎです。中島なかじまうへ舞上まひあがつた、とるとけてさつおとした。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
明くる日はかごかきの人足まで皆村方から出て来て、その外お供が非常に多かった。三島明神みょうじんの一の鳥居前から、右に入って、市ヶ谷いちがや中原なかはら中島なかしま大場だいばと過ぎ、平井ひらいの里で昼食ちゅうじき
丹那山の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
瓢箪形の巨大な入海は、戸畑とばた八幡やわた、若松、という三つの町に取りかこまれ、中島なかのしま葛島かつらしまという二つの島を浮かべている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
後藤庄次郎と両人ニて紀州の奉行へ出かけ、十分にやりつけ候より、段々論がはじまり、昨夜今井長岡謙吉中島作太郎小田吉井源馬小太郎など参り、やかましくやり付候て、夜九ツすぎにかえり申候。