“五位鷺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごいさぎ90.2%
ごゐさぎ9.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そよそよと流れて来る夜深の風には青くさいの花と野草のが含まれ、松のえた堀向の空から突然五位鷺のような鳥の声が聞えた。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
膝頭が一時に飛び上がった。自分は五位鷺のように布団の上に立った。そうして、四囲を見廻した。そうして泣き出した。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
が、五位鷺の、げつく、げつくともこえれば、ぶやうでもあるし、がキチ/\とぎしりする、勘走つたのもつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
主人の妻が「あツ、あツ」と夜天に鳴く五位鷺の様な声をして驚き倒れる機会に鳥籠が顛倒かへると、籠の中から隣人と不義をした首がはれて幕に成つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)