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四囲
ふりがな文庫
“四囲”のいろいろな読み方と例文
旧字:
四圍
読み方
割合
あたり
79.5%
しい
6.8%
まわり
4.5%
よかかえ
4.5%
あた
2.3%
ぐるり
2.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたり
(逆引き)
博士の服装に比べて、廊下は清潔に掃き清められ、各室の扉に塗ってあるペンキの色も、
四囲
(
あたり
)
の壁の色も、たいへんに落つきがある。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
四囲(あたり)の例文をもっと
(35作品)
見る
しい
(逆引き)
再興の望みが絶対になかったように思うのは、事後においてそれを見るからで、当時にあっては、
四囲
(
しい
)
の情勢から見て、かならずしもその望みがなかったとは言われない。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
四囲(しい)の例文をもっと
(3作品)
見る
まわり
(逆引き)
電車路の
雑沓
(
ざっとう
)
に出てから、私は須山に追いついた。彼は鼻をこすりながら、何気ない風に
四囲
(
まわり
)
を見廻わし、それから
党生活者
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
四囲(まわり)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
よかかえ
(逆引き)
午後は親子三人、此度は街道を西南に坂を半上って、牧場の
埒内
(
らちない
)
に入る。東向きの山腹、
三囲
(
みかかえ
)
四囲
(
よかかえ
)
もある
楢
(
なら
)
の大木が、幾株も黄葉の枝を張って、其根もとに清水が
湧
(
わ
)
いたりして居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
四囲(よかかえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あた
(逆引き)
葉子は、ふと気がついたように、
四囲
(
あた
)
りを見廻してみると鼻血を出した為か、もう黒吉の姿はなく、他の少年座員達が何か
密々
(
ひそひそ
)
と囁き合いながら、銘々に稽古を始めるところだった。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
四囲(あた)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぐるり
(逆引き)
そこに大きな
鼎
(
かなえ
)
があって、高さが七尺ばかり、
四囲
(
ぐるり
)
に炭火を燃やして、その足を真紅に焼いてあった。曾はおそろしくて哀れみを乞うて泣いた。逃げようとしても逃げることはできなかった。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
四囲(ぐるり)の例文をもっと
(1作品)
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“四囲”の意味
《名詞》
四方の囲み。周囲。
周辺。
(出典:Wiktionary)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
囲
常用漢字
小5
部首:⼞
7画
“四”で始まる語句
四辺
四方
四
四邊
四方山
四肢
四阿
四谷
四人
四角
“四囲”のふりがなが多い著者
小林多喜二
徳冨蘆花
久米正雄
林芙美子
ギ・ド・モーパッサン
木下杢太郎
蘭郁二郎
国木田独歩
小山清
水上滝太郎