“鼎”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かなえ75.5%
かなへ17.0%
がなえ3.2%
てい3.2%
こうろ1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鼎”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
と、事務長は、はるか離れた船艙せんそうの出口に田川夫妻とかなえになって、何かむずかしい顔をしながら立ち話をしていた。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
いま会った山崎譲の話では、関東も関西もかなえのわくような騒ぎ、四海のうちが浮くか沈むかという時勢であるそうな。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
其処そこは暗黒であるが、その向うに大きな唐銅からかねかなへがあつて、蝋燭らふそくが幾本となくともつてゐる。
仏法僧鳥 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
しかり、ぎんかなへさゝげたときその聖僧せいそうごとく、こゝろすゞしかつた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぐるりと三人、がなえに夫人を巻いた、金の目と、銀の目と、紅糸べにいとの目の六つを、あしき星のごとくキラキラといさごの上に輝かしたが、
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
川上は浜田屋へ呼びよせられて来てみると、養母と奴とはひややかなすごい目の色で迎えた。三人が三つがなえになると奴は不意に、まげの根から黒髪をふっつと断って、
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
てい州の開元寺かいげんじには寓居の客が多かった。ある夏の日に、その客の五、六人が寺の門前に出ていると、ひとりの女が水を汲みに来た。
善庵、名はてい、字は五鼎、実は江戸の儒家片山兼山かたやまけんざんの子である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
身の上のことをく者は、香をこうろいて再拝した。
促織 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)