トップ
>
鼎
ふりがな文庫
“鼎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かなえ
76.2%
かなへ
17.1%
がなえ
2.9%
てい
2.9%
こうろ
1.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなえ
(逆引き)
ただこの後の処分がどうであろうという心配が皆を悩まして居る内に一週間停船の命令は下った。再び
鼎
(
かなえ
)
の沸くが如くに騒ぎ出した。
病
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
鼎(かなえ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かなへ
(逆引き)
鼎
(
かなへ
)
の湯のやうに沸き立つ
喧
(
やかま
)
しい近郷近在の評判や取々の沙汰に父は面目ながつて暫らくは一室に幽閉してゐたらしいが其間も屡便りを送つて來た。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
鼎(かなへ)の例文をもっと
(18作品)
見る
がなえ
(逆引き)
ぐるりと三人、
三
(
み
)
つ
鼎
(
がなえ
)
に夫人を巻いた、金の目と、銀の目と、
紅糸
(
べにいと
)
の目の六つを、
凶
(
あし
)
き星のごとくキラキラと
砂
(
いさご
)
の上に輝かしたが
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鼎(がなえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
てい
(逆引き)
鼎
(
てい
)
州の
開元寺
(
かいげんじ
)
には寓居の客が多かった。ある夏の日に、その客の五、六人が寺の門前に出ていると、ひとりの女が水を汲みに来た。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鼎(てい)の例文をもっと
(3作品)
見る
こうろ
(逆引き)
身の上のことを
訊
(
き
)
く者は、香を
鼎
(
こうろ
)
に
焚
(
た
)
いて再拝した。巫は傍から空間を見つめて代って
祝
(
いの
)
った。その祝る
唇
(
くちびる
)
が閉じたり開いたりしているが何をいっているか解らなかった。
促織
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
鼎(こうろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鼎”の解説
鼎(かなえ、てい)は、中国古代の器物の一種。土器あるいは青銅器であり、龍山文化期に登場し、漢代まで用いられた。
(出典:Wikipedia)
鼎
漢検準1級
部首:⿍
13画
“鼎”を含む語句
鼎座
鼎足
鼎蔵
三鼎
王鼎
窯鼎
周鼎漢彝玉器
鼎形
鼎坐
鼎立
九鼎
鼎沸
鼎足的
鼎彝
鼎鑊
趙鼎
贋鼎
生方鼎斎
石鼎
彝鼎
...
“鼎”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
吉川英治
中里介山
与謝野寛
南方熊楠
林不忘
泉鏡太郎
倉田百三
蒲 松齢
三遊亭円朝