“がなえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐるりと三人、がなえに夫人を巻いた、金の目と、銀の目と、紅糸べにいとの目の六つを、あしき星のごとくキラキラといさごの上に輝かしたが
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
川上は浜田屋へ呼びよせられて来てみると、養母と奴とはひややかなすごい目の色で迎えた。三人が三つがなえになると奴は不意に、まげの根から黒髪をふっつと断って
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
娘御をここへ呼び出して、わたくしとがなえであらためて御相談いたしましょう。お蝶どのをすぐこれへ
半七捕物帳:07 奥女中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)