“かなへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
90.0%
5.0%
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
したにゐたひとつなをひきそこなつて、つながぷっつりとれて、うんわるくもしたにあつたかなへうへちてまはしました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
かなへる樣に致しますれば必ずおあんじ成されますなと言ば長三郎は莞爾につこりわらひ忠兵衞何分なにぶん能き樣にといふより外に言葉なきを聞流しつゝ奧へ至り主個あるじ夫婦に今日の始末しまつ箇樣々々かやう/\と話しけるに夫婦ふうふの者もひざ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
余は寺町御池下る町銭屋総四郎を訪ふ。(姓鷦鷯ささき、名春行しゆんかう号竹苞楼ちくはうろうとがうす。)主人家に在て応対歓晤はなはだかなへり。古物数種を出して観しむ。所蔵の大般若第五十三巻零本巻子なり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)