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案
ふりがな文庫
“案”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あん
81.7%
つくえ
14.4%
あんず
1.3%
あんずる
1.3%
あんじ
0.7%
だい
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あん
(逆引き)
妹
(
いもうと
)
は、
兄
(
にい
)
さんといっしょになって、
船出
(
ふなで
)
の
許
(
ゆる
)
しをおじいさんに
頼
(
たの
)
んだものの、
兄
(
あに
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うえ
)
が
案
(
あん
)
じられてしかたがありませんでした。
一本の銀の針
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
案(あん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
つくえ
(逆引き)
幞頭角帯
(
ぼくとうかくたい
)
、
緋緑
(
ひりょく
)
の衣を着た判官が数人入ってきて何か言いはじめた。友仁は何を言うだろうと思って
案
(
つくえ
)
の下へ身を屈めて聞いていた。
富貴発跡司志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
案(つくえ)の例文をもっと
(22作品)
見る
あんず
(逆引き)
○
謹
(
つゝしん
)
で
案
(
あんず
)
るに、
菅原
(
すがはら
)
の本姓は
土師
(
はじ
)
なりしが、
土師
(
はじ
)
の
古人
(
ふるひと
)
といひしが、
光仁帝
(
くわうにんてい
)
の御時、大和国
菅原
(
すがはら
)
といふ所に
住
(
すみ
)
たるゆゑに土師の姓を菅原に改らる。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
案(あんず)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あんずる
(逆引き)
さればむかしより
縮
(
ちゞみ
)
は此国の
名産
(
めいさん
)
たりし事あきらけし。
愚
(
ぐ
)
案
(
あんずる
)
に、むかしの越後布は布の上
品
(
ひん
)
なる物なりしを、
後々
(
のち/\
)
次第
(
しだい
)
に
工
(
たくみ
)
を
添
(
そへ
)
て糸に
縷
(
より
)
をつよくかけて
汗
(
あせ
)
を
凌
(
しの
)
ぐ
為
(
ため
)
に
縐
(
しゞま
)
せ
織
(
おり
)
たるならん。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
案(あんずる)の例文をもっと
(2作品)
見る
あんじ
(逆引き)
不可也
(
いや/\
)
二人とまりなば
両親
(
おやたち
)
案
(
あんじ
)
給はん、われは
皈
(
かへる
)
べしなど、はなしの
間
(
うち
)
児
(
こ
)
の
啼
(
なく
)
に
乳房
(
ちぶさ
)
くゝませつゝうちつれて道をいそぎ
美佐嶋
(
みさしま
)
といふ原中に
到
(
いたり
)
し時
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
案(あんじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
だい
(逆引き)
が、彼の
苛立
(
いらだ
)
たしさは彼にエホバの「
殿
(
みや
)
に入りてその中にをる
売買
(
うりかひ
)
する者を
殿
(
みや
)
より
逐出
(
おひだ
)
し、
兌銀者
(
りやうがへするもの
)
の
案
(
だい
)
、
鴿
(
はと
)
を
売者
(
うるもの
)
の
椅子
(
こしかけ
)
」
西方の人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
案(だい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“案”の意味
《名詞》
考え。
原案。
予想。
(出典:Wiktionary)
案
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
“案”を含む語句
案山子
案内
案内者
水先案内
思案
考案
山案内
案外
道案内
引込思案
飜案
几案
妙案
案内人
路案内
思案外史
案主
物案
案出
妥協案
...
“案”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
蒲 松齢
中里介山
樋口一葉
江戸川乱歩
泉鏡花
南方熊楠
吉川英治
井上円了
三遊亭円朝