トップ
>
工
ふりがな文庫
“工”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たくみ
40.3%
たく
38.7%
こう
11.3%
たくら
4.8%
く
1.6%
わざ
1.6%
タクミ
1.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たくみ
(逆引き)
彫鏤の
工
(
たくみ
)
を盡したる「カミン」の火に寒さを忘れて使ふ宮女の扇の閃きなどにて、この間佛蘭西語を最も圓滑に使ふものはわれなるがゆゑに
舞姫
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
工(たくみ)の例文をもっと
(25作品)
見る
たく
(逆引き)
幸子の受けた印象では、昨夜の会は
工
(
たく
)
まずして自然に見合いをしたことになり、その結果は双方に取り上々の首尾であったと思えた。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
工(たく)の例文をもっと
(24作品)
見る
こう
(逆引き)
湯は
槽
(
ふね
)
の四方に
溢
(
あぶ
)
れおつ、こゝをもつて此
湯
(
ゆ
)
温
(
ぬる
)
からず
熱
(
あつ
)
からず、天
工
(
こう
)
の
地
(
ち
)
火
(
くわ
)
尽
(
つく
)
る時なければ
人作
(
じんさく
)
の湯も
尽
(
つく
)
る
期
(
ご
)
なし、見るにも
清潔
(
せいけつ
)
なる事いふべからず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
工(こう)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
たくら
(逆引き)
そうすれば、あの親猿が、畜生ながらにも、機会を得て、
工
(
たくら
)
み、そして、決行した殺人事件ではございますまいか。
京鹿子娘道成寺
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
工(たくら)の例文をもっと
(3作品)
見る
く
(逆引き)
「では、水と
工
(
く
)
というのは」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
工(く)の例文をもっと
(1作品)
見る
わざ
(逆引き)
それはまことに正しい。万物の造り主である活ける神は、人の
工
(
わざ
)
と
巧
(
かんがえ
)
とをもって石から造られる神とは違う。それは手で造った殿堂に住まない。また人の手で犠牲をささげられることを要せない。
『偶像再興』序言
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
工(わざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
タクミ
(逆引き)
「——宮本武蔵範高、小倉ノ人、剣ヲヨクシ、傍ラ絵筆ニ通ズ。人物山水ニ
工
(
タクミ
)
ナリ、画中二天ノ印アリ、範高ニ
嗣
(
アト
)
ナク、兄某家、小倉藩ニ仕ヘ、今、宮本八右衛門ト称ス」
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
工(タクミ)の例文をもっと
(1作品)
見る
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
“工”を含む語句
工場
工合
画工
工夫
細工
大工
勧工場
石工
竣工
鍛工
工匠
工廠
蝋細工
職工
工事
寄木細工
砲兵工廠
工人
腹工合
女工
...
“工”のふりがなが多い著者
酒井嘉七
亀井勝一郎
河上肇
谷崎潤一郎
清水紫琴
井上円了
柳宗悦
佐々木邦
喜田貞吉
作者不詳