“鍛工”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぢ40.0%
かぢこう20.0%
かじこう20.0%
たんこう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そも/\諸天の運行とその力とは、あたかも鍛工かぢより鐡槌つちわざのいづるごとく、諸〻のたふとき動者うごかすものよりいでざるべからず 一二七—一二九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
松本はがい一咳いちがいしつ「我が鍛工かぢこう組合の評議員篠田長二君の身上について、一個の動議を提出するんですから、先づ同君にむかつて暫時退席を要求致します」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
今宵こよひしも上野鶯渓うぐいすだになる鍛工かじこう組合事務所の楼上に組合員臨時会開かれんとするなり、寒風はだを裂いて、雪さへチラつく夕暮より集まりたるもの既に三百余名
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
釈迦はその晩年、その思想いよいよ円熟するに従て全く菜食主義者ではなかったようである。見よ、釈迦は最後に鍛工たんこうチェンダというものの捧げたる食物を受けた。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)