“鍛工場”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かぢば33.3%
たんこうじやう33.3%
たんこうぢやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またはフレーグラの戰ひの時の如くに、善きヴルカーノよ、助けよ、助けよとよばはりつゝモンジベルロなる黒き鍛工場かぢばに 五五—
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
やがて伍長ごちやうの肩書も持たば、鍛工場たんこうじやうの取締りとも言はれなば、家は今少し広く、小女こおんなの走り使ひを置きて、そのかよわき身に水はまさじ。我れを腑甲斐ふがひなしと思ふな。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そでいま苦勞くらうはつらくとも暫時しばし辛抱しんばうぞしのべかし、やがて伍長ごちやう肩書かたがきたば、鍛工場たんこうぢやう取締とりしまりともはれなば、いへいますこひろ小女こをんなはし使づかひをきて、そのかよわきみづまさじ
軒もる月 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)