『軒もる月』
我が良人は今宵も歸りのおそくおはしますよ、我が子は早く睡りしに歸らせ給はゞ興なくや思さん、大路の霜に月氷りて踏む足いかに冷たからん、炬燵の火もいとよし、酒もあたゝめんばかりなるを、時は今何時にか、あれ、空に聞ゆるは上野の鐘ならん、二つ三つ四 …
著者 | 樋口一葉 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「毎日新聞」1895(明治28)年4月3、5日 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約7分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約12分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
古
強
交
微笑
生
仰
八
戀
自
辱
可愛
卒
使
清
上
止
苟
濁世
一通
母
某
睡
斯
了
何方
前
出
行
煙
父
眼
書物
散亂
笑
我
惜
花瓶
苦
藏
家
言附
計
女
執着
辱
呪咀
仰
面
定
滿
來
振
振舞
打捨
打
御命
煙
兒
寒
描
妄想
許
頬
火
長
乳
出
上野
失
空中
初
興
甲斐
御胸
氷
工場
泣出
誰
堪
汚
去年
心
燈
恥
恍惚
外面
無情
破
何
春日
暫時
草花
音
引
葛籠
猶
生涯
見廻
上人
寐入
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