“兒”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
76.2%
11.9%
ちご7.1%
ミコ2.4%
2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皆樣みなさまは、其樣そんなにあの可愛かあいがつてくださつたのですか。わたくしなん御禮おれい言葉ことばもございません。』とゆきのやうなるほう微※えくぼなみたゝえて
「十歳の時引取られたのは本當ですが、お夏は先々代の姪の子なんかぢやなくて、あれは三年前に亡くなつた佐渡屋の主人源左衞門のかくだつたと聞いたら、親分はどう思ひます」
しき夫人おくがたむかへたまひぬともあいらしきちごうまたまふとものつらさがおもはるゝぞとてほろ/\と打泣うちなけばお八重やへかなしく
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
栲幡千々姫タクハタチヂヒメミコ萬幡姫ヨロヅハタヒメ命、火之戸幡姫ヒノトハタヒメミコ千々姫チヂヒメ命など有を、姫兒ヒメゴヨミをつゞけて一ツノ名とせられ
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)
もつともいとけなしといへども、のちおのづから設得まうけえんと。はたせるかなひととなりて荊州けいしう刺史ししとなるや、ひそか海船かいせんあやつり、うみ商賈しやうこ財寶ざいはう追剥おひはぎして、とみいたすことさんなし。のち衞尉ゑいゐはいす。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)