“孤兒”のいろいろな読み方と例文
新字:孤児
読み方割合
みなしご85.7%
こじ9.5%
ひとりご4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
リード夫人は、その孤兒みなしごを十年間手許に置きました。そこでその子が幸福であつたかどうかは聞かされなかつたから、僕は知りません。
これは、この娘の恩人、敬虔けいけんな慈悲深い貴婦人から聞かされた事實である。その婦人は、この子を孤兒こじの境界から引きとり、我が子同樣に育てられたのである。
花と見えしに孤兒ひとりご
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)