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兒女
ふりがな文庫
“兒女”のいろいろな読み方と例文
新字:
児女
読み方
割合
じぢよ
66.7%
こども
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じぢよ
(逆引き)
盛
(
さかん
)
なる
哉
(
かな
)
、
炎暑
(
えんしよ
)
の
色
(
いろ
)
。
蜘蛛
(
くも
)
の
圍
(
ゐ
)
の
幻
(
まぼろし
)
は、
却
(
かへつ
)
て
鄙下
(
ひなさが
)
る
蚊帳
(
かや
)
を
凌
(
しの
)
ぎ、
青簾
(
あをすだれ
)
の
裡
(
なか
)
なる
黒猫
(
くろねこ
)
も、
兒女
(
じぢよ
)
が
掌中
(
しやうちう
)
のものならず、
髯
(
ひげ
)
に
蚊柱
(
かばしら
)
を
號令
(
がうれい
)
して、
夕立
(
ゆふだち
)
の
雲
(
くも
)
を
呼
(
よ
)
ばむとす。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
行先は死、然らずんば
戰鬪
(
たたかひ
)
。戰つて生きるのだ。死ぬのは……否、死と雖ども新たに生きるの
謂
(
いひ
)
だ。戰の門出に泣くのは
兒女
(
じぢよ
)
の事ぢやないか。別れよう。
潔
(
いさぎよ
)
く元氣よく別れよう。ネ、石本君。
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
兒女(じぢよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こども
(逆引き)
健は
例
(
いつも
)
の樣に
亭乎
(
すらり
)
とした體を少し
反身
(
そりみ
)
に、
確乎
(
しつかり
)
した歩調で歩いて、行き合ふ
兒女
(
こども
)
等の會釋に微笑みながらも、始終思慮深い目附をして
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
育ち卑しき
涕垂
(
はなたら
)
しの
兒女
(
こども
)
等を對手に送つてゐるのは、何も知らぬ村の
老女達
(
としよりたち
)
の目にさへ、不思議にも詰らなくも見えてゐた。
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
兒女(こども)の例文をもっと
(1作品)
見る
兒
部首:⼉
8画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“兒”で始まる語句
兒
兒童
兒等
兒玉
兒供
兒屋
兒島
兒猫
兒島邸
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