“蜘蛛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くも94.7%
ぐも3.6%
クモ0.8%
ささがに0.5%
さゝがに0.3%
コブ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに怖いのは蜘蛛で、夜中に便所に行った時、蜘蛛の巣が顔に触ったら、私はどうしても、それから先に一足も歩けないのである。
触覚について (新字新仮名) / 宮城道雄(著)
の性急な活動を、歩きながら踊ってるように見える足長蜘蛛を、横っ飛びにね回るを、重々しいしかもせかせかした甲虫
觳觫トシテ脚ヲ長ウシ、糸ヲ吐イテ網ヲナス。ヲ求メテ食ヲ尋ネ、利ハ昏夜ニアリ。コレ、蜘蛛ナリ。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こなたも思わず彼処を見た、柱なる蜘蛛の糸、あざやかなりけり水茎の跡。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
蜘蛛の糸につらぬく露の珠を懸けて飾れる人の世と悟りて、ます/\勤行怠らず、三懺の涙に六度の船を浮めて、五力の帆を揚げ二障の波を凌がむとし
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)