“蜘蛛”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
くも94.3%
ぐも4.3%
ささがに0.7%
クモ0.3%
コブ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蜘蛛”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語26.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
320x100
蛇になって、蔵の床下にしのびいり蜘蛛くもの巣をさけながら、ひやひやした日蔭の草を腹のうろこで踏みわけ踏みわけして歩いてみた。
〔出典〕ロマネスク(新字新仮名)/太宰治(著)
ついに、彼の目の睫毛と睫毛との間に小さな一ぴき蜘蛛くもをかけるに及んで、彼はようやく自信を得て、師の飛衛にこれを告げた。
〔出典〕名人伝(新字新仮名)/中島敦(著)
紅の糸、緑の糸、黄の糸、紫の糸はほつれ、千切ちぎれ、解け、もつれてつち蜘蛛ぐもの張る網の如くにシャロットの女の顔に、手に、袖に、長き髪毛にまつわる。
〔出典〕薤露行(新字新仮名)/夏目漱石(著)
おや、おや! こいつ気が狂ったみたいに踊っている。タラント蜘蛛ぐもまれたんだな。
〔出典〕黄金虫(新字新仮名)/エドガー・アラン・ポー(著)
こなたも思わず彼処かしこを見た、柱なる蜘蛛ささがにの糸、あざやかなりけり水茎みずぐきの跡。
〔出典〕春昼(新字新仮名)/泉鏡花(著)
蜘蛛ささがにの糸にかかりて黄ばみけり秋の形見のならの一つ葉
〔出典〕礼厳法師歌集(新字旧仮名)/与謝野礼厳(著)
乳母オモよ。この糸は、蝶鳥の翼よりも美しいが、蜘蛛クモより弱く見えるがよ――。
〔出典〕死者の書(新字旧仮名)/折口信夫(著)
蜘蛛コブつかれて身をかくす、
〔出典〕思ひ出:抒情小曲集(旧字旧仮名)/北原白秋(著)