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ぐも
ふりがな文庫
“ぐも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蜘蛛
48.4%
雲
25.8%
曇
16.1%
蜘
3.2%
陰
3.2%
隠
3.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜘蛛
(逆引き)
燭台の灯火が大きく揺れ、壁上の
陰影
(
かげ
)
がその瞬間大
蜘蛛
(
ぐも
)
の形を描き出したのは、月子の
貪慾
(
どんよく
)
な心願を映し出したとも云われるのである。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ぐも(蜘蛛)の例文をもっと
(15作品)
見る
雲
(逆引き)
ほの赤い、
朝暁
(
あさあ
)
け
雲
(
ぐも
)
を仰いで、蔵六は、頭が、くらくらとなった。——どんと、牢格子に背中をもたせかけて
雲霧閻魔帳
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぐも(雲)の例文をもっと
(8作品)
見る
曇
(逆引き)
うす
曇
(
ぐも
)
った、
風
(
かぜ
)
の
寒
(
さむ
)
い
日
(
ひ
)
の
午後
(
ごご
)
のこと、この
貧乏人
(
びんぼうにん
)
の
霊魂
(
れいこん
)
は、
☆
棺屋
(
かんや
)
の
前
(
まえ
)
をうろついていました。
町の真理
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぐも(曇)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
蜘
(逆引き)
為作は平
蜘
(
ぐも
)
のようにしていた頭をちょっとあげて、左脇に並んで坐っている源吉の横顔を見た。
放生津物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ぐも(蜘)の例文をもっと
(1作品)
見る
陰
(逆引き)
この頃は朝夕が肌寒くなって、きょうも
秋時雨
(
あきしぐれ
)
と云いそうな薄
陰
(
ぐも
)
りの日の八ツ半(午後三時)頃に、ふたりの男が富士裏の田圃路をさまよっていた。半七とその子分の亀吉である。
半七捕物帳:48 ズウフラ怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ぐも(陰)の例文をもっと
(1作品)
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隠
(逆引き)
さよばひに
吾
(
あ
)
が来ればたな
隠
(
ぐも
)
り雪は降り来ぬ、さぐもり雨は降り来ぬ、
野
(
ぬ
)
つ鳥、
雉
(
きぎす
)
はとよむ、家つ鳥、
鶏
(
かひ
)
も鳴く。
浮標
(新字旧仮名)
/
三好十郎
(著)
ぐも(隠)の例文をもっと
(1作品)
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