“いん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イン
語句割合
30.2%
18.0%
7.8%
7.5%
5.9%
5.9%
3.5%
3.1%
2.7%
2.0%
1.6%
1.2%
1.2%
1.2%
0.8%
0.8%
0.8%
0.8%
0.8%
0.8%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
健脚も、んではとぼ/\しながら、つてあとをしてる、民子はあとから傍目らず、心細さ。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かれ以外に、夜詰にも、常より多くの侍がつめたが、妙に、その晩は徳島城に鬼気があった。にみちた人の心が鬼気をよぶのだ。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
を踏んで話をする人が世の中にありますかね? またたとい政府の言いつけであろうと、韻を踏んで話をすることにでもなったら
例えば紂王、生蕃軍、玉藻前、○○侯等の暴虐の図、又は普通の美人や少年などに血をあしらった場面等の注文が次第に殖えて来た。
東京人の堕落時代 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
それは工人自身だけの娯しみにしたものであって、店の者はうんざりした。だがそういうことのあとで店の者はこの辺が切り上がらせどきと思って
家霊 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
この夏(元禄七年であった)——彼が、国許から転役を命じられて、江戸に廻されて来た理由も、そのごつい浪人骨がを為していた。
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
の大納言様が茶筌髷を散らし、指貫一つで道化た踊りを、たった今しがた踊りましたっけ……」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あげてホツとをつくさま、へかねたる樣子は五調子にあらはれぬ。
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
結局彼らは人形を舞わすとか、手品を使うとか、ぐとかいう様な、身分相当の方法によって、生活の資を求めねばならぬ。
第五十三条 両議院ノ議員ハ現行犯罪又ハ内乱外患ル罪ヲ除ク会期中許諾ナクシテ逮捕セラルヽコトナシ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
尤も前にも云つたやうに、「負郭の田三百畝、半はう」と云ふので、の為に家産がはされるやうなは、万々ない。
酒虫 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
わたくしは余の一首の詩を見て、堀江と云ふものが江戸から二本松へ赴任したことを知る。允、字は周輔で、蘭軒は餞するに七律一篇を以てした。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
さういふ町内に將棋好敵手がゐる。まつて紹介すれば、新美、國總帥の梅原三郎畫伯その人だが、なアにおに負けずひで相當地つりでもある二人。
〔譯〕三軍和せずば、以てを言ひし。百官和せずば、以てを言ひ難し。書に云ふ、を同じうし和衷せよやと。唯だ一の和字、治亂一串す。
「何んしよまア、村長はんが代はろと、誰れが議員さんになろと、小前のもんは生血絞られるばつかりや。……蓆旗でも立てゝ、一つがうそう(強訴)でもやらかさうかい。こんなりでは見い、まに生きついて了ふで。……」
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
池田京水、初の名は善直、後名は河澄、瑞英と称す。父は錦橋独美善卿、母は錦橋の側室某氏なり。天明六年大坂西堀江隆平橋南の家に生る。享和三年八月十二日十八歳にして廃嫡せらる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
に記して曰く、らかに其の進修の功をうに、日々になるありて、月々に同じからず、に四春秋を越ゆるのみにして而して英発光著の如し、四春秋ならしめば
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
恭公我は周公のにして勳王室にあり、楚ごとき劣等の諸侯に酒を送るさえ礼にわぬに、その薄きを責むるも甚だしと憤って辞せずに還った。宣王すなわち斉とともに魯を攻めた。
「君子の道は闇然たり、か。」魚容は苦笑して、つまらぬ洒落を言い、「しかし、いて怪を行う、という言葉も古書にある。よろしく窓を開くべしだ。漢陽の春の景色を満喫しよう。」
竹青 (新字新仮名) / 太宰治(著)
南洲はせず、ひて之をす、酩酊して嘔吐す。東湖は南洲の朴率にしてるところなきを見てだ之をす。嘗て曰ふ、他日我が志をぐ者は獨此の少年子のみと。
てゝな庭の物置の中へ隠れまして、薪の間に身を潜めて居りますると、庄吉め本堂のの下へ逃げて這込んで見ると、先に一人隠れてる奴が
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
実は師匠の永禪和尚はお梅はんと悪い事をして居ります、それ故七兵衞さんを殺しての下へ隠したのでございましょうと私が云うたら、あんたも直に縛られて行って
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
まだこの世界金銭が落ちてる、大層くさくどこへ行っても金金としゃあがってピリついてるが、おれの眼で見りゃあより金はたくさんにころがってらア。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ただの屎を拾う気になって手を出しゃあ攫取りだ、たあ、馬鹿な世界だ。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
るに、に水をぐ事は、男の阳火に女のの水をあぶせて子をあらしむるの咒事にて、の火をるといふ祝事也。
我住魚沼郡は東南の地にして○巻機山苗場山八海山金城山浅艸山高山其余他国えざる山々波濤のごとく東南にり、大小の河々縦横をなし
しばらくありて、右の小鳥は辺および部に爪牙の跡を得、血を垂れ、来たりて小生に向かい哀を請うがごとし。
妖怪報告 (新字新仮名) / 井上円了(著)
をむすび、条約をわし、信長の力が、中国経略に消耗され尽して、やがて抜き差しならぬ羽目にる日を、ひそかに待っているもののようであった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山の紫は茄子の紫でもない、山の青は天空の青とも違う、秋にずる病葉の黄にもあらず、多くの山の色は大気で染められる、この山々の色の変化は
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
幹太郎は、親爺が、とうとうヘロ者となってしまった。それと、これを思い合わして淋しげな顔をした。日本人はヘロを売ってもかまわない。しかし、支那人の如くヘロを吸ってはいけない。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
宋の龐元英の『談藪』に、州の五峯に至りし人、〈馬上遥かに山中の草木蠕々とし動くを見る、疑いて地震と為す、馭者いう、満山皆猴なり、千万を以て計る、行人独り過ぐれば
天地の律呂か、自然の呼吸か、としていためるところあるが如し。想へばわづらひはわが上のみにはあらざりけるよ。あやしきかな、わが胸は鐘のひゞきと共にあへぐが如く波うちぬ。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)