“按”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あん68.5%
おも7.9%
5.6%
あんず3.4%
あんずる3.4%
あんずるに2.2%
おさ2.2%
さす2.2%
オモヘ2.2%
1.1%
アン1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ずるにこれは、深海の魚が、盲目になったのと同じ事である。日本人の耳は昔から、油を塗ったの後に、ずっと姿を隠して来た。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
蜀山人の狂歌におけるや全く古今にたり。しかしてその始めて狂歌を吟ぜしはふに明和三、四年の年二十歳のなるべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それを眺めそれに手をく時、私には心と心とが触れ合う想いがある。それはいつも私の情愛の友だ。私もまた彼らの親しい友だ。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
るに、蛾眉山は唐土の北に峻岳にて、富士にもくらぶべき高山なり。絶頂双立て八字をなすゆゑ、蛾眉山といふなり。
に、小野の小町は羽州郡司小野の良実なり、楊貴妃蜀州司戸元玉がなり、和漢に北国の田舎娘世に美人の名をつたふ。
(人ありいはく。琵琶湖はといふべし。にあらず。余震沢を太湖と称するときは湖といふも妨なし。)一里六丁鳥居本駅。此辺に床の山あり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
晋安王来りしも進む能わず、聡手を以て頭をえ地にけその両目を閉ざしめ、王を召し展礼せしむとはなかなかい坊主だ。
露些かも偏頗なく扱いやりしに、両女もいつか妾にきて、互いに競うて妾をわり、あるいは肩をみ脚をり、あるいは妾のむ物をば、れの欲を節して妾にむるなど
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
りしにば是は燕子花とある漢字よりおもひよせられしものなり考るに万葉七に墨吉之浅沢小野乃加吉都播多衣爾須里着将衣日不知毛又同巻にかきつばたに摺つけますらを
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
大異の体はまた石床の上へ引擦り倒されて、縮めるように頭と足を捺されたり、またをこしらえるようにまれたりした。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
之ヲ攻ムルニハ、塀越シノ槍コソ利アラントテ、十文字、鑰槍ナド打捨テサセ、皆、長柄ノ素槍ヲ持テトテ諸手ニ配ル。ハズ、塀越シノ槍、長柄ニテ大イニ利ヲ得タリト。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)