“按(さす)” の例文
露些(つゆいささ)かも偏頗(へんぱ)なく扱いやりしに、両女もいつか妾に懐(なつ)きて、互いに競うて妾を劬(いた)わり、あるいは肩を揉(も)み脚を按(さす)り、あるいは妾の嗜(たしな)む物をば、己(おの)れの欲を節して妾に侑(すす)むるなど
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
ネ、何も足腰按(さす)るばかりが孝行じゃアない、親を人に善く言わせるのも孝行サ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)