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按察使
ふりがな文庫
“按察使”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あぜち
87.5%
あんさつし
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぜち
(逆引き)
おそばにいるはずの
按察使
(
あぜち
)
の君も時々通って来る源中将が無理に部屋のほうへ呼び寄せたので、この小侍従だけがお付きしているのであった。
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
灯はなく、天皇の
御寝
(
ぎょし
)
の場とて、すぐそこの炉の床だった。そして
按察使
(
あぜち
)
ノ大納言
資名
(
すけな
)
は、土間へじかにむしろを敷き、破れ壁にもたれて、眠るともない姿でいた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
按察使(あぜち)の例文をもっと
(14作品)
見る
あんさつし
(逆引き)
北平の
按察使
(
あんさつし
)
僉事
(
せんじ
)
の
湯宗
(
とうそう
)
、
按察使
(
あんさつし
)
陳瑛
(
ちんえい
)
が燕の
金
(
こがね
)
を受けて燕の為に謀ることを
劾
(
がい
)
するあり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
姚忠粛
(
ちょうちゅうしゅく
)
は
元
(
げん
)
の
至元
(
しげん
)
二十年に
遼東
(
りょうとう
)
の
按察使
(
あんさつし
)
となった。
中国怪奇小説集:13 輟耕録(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
按察使(あんさつし)の例文をもっと
(2作品)
見る
“按察使”の解説
按察使(中朝越:あんさつし、日本:あぜち)は、中国・日本・朝鮮・ベトナムにかつて存在した官職である。明清においては正三品であった。「按察使」の名称は唐代から用いられた。もともとは監察官のような性質の官職で、監察御史の役割に近かった。後代では司法官としての性質を強め、清代には臬台、臬司、廉訪使、廉台などの別称があった。
(出典:Wikipedia)
按
漢検準1級
部首:⼿
9画
察
常用漢字
小4
部首:⼧
14画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“按察使”で始まる語句
按察使大納言資賢
按察使大納言
検索の候補
按察使大納言
按察使大納言資賢
按察
按察大納言資賢
“按察使”のふりがなが多い著者
紫式部
作者不詳
幸田露伴
片山広子
喜田貞吉
吉川英治
岡本綺堂