トップ
>
あぜち
ふりがな文庫
“あぜち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
按察使
70.0%
按察
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
按察使
(逆引き)
その河原の左大臣
源融
(
みなもとのとほる
)
はわかい時分に陸奥の
按察使
(
あぜち
)
として行かれた土地の中でも、この港の景色を殊に恋しく思ひ出されてその豪しやな河原の院の庭を作つたのであらう。
東北の家
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
按察使
(
あぜち
)
の大納言
資賢
(
すけかた
)
は
和琴
(
わごん
)
を鳴らし、その子
右馬頭資時
(
うまのかみすけとき
)
は
風俗
(
ふうぞく
)
、
催馬楽
(
さいばら
)
を歌い、四位の侍従
盛定
(
もりさだ
)
は拍子をとりながら
今様
(
いまよう
)
を歌うなど、和気
藹々
(
あいあい
)
のうちに得意の芸が披露されていた。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
あぜち(按察使)の例文をもっと
(14作品)
見る
按察
(逆引き)
按察
(
あぜち
)
大納言
資賢
(
すけかた
)
の御子息、
右馬頭資時
(
うまのかみすけとき
)
一人を供にして、いずくともなく、そっと御所を忍び出られた。誰一人としてこのことに気づいた者はいなかった。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
中がらすの障子のうちには
今様
(
いまやう
)
の
按察
(
あぜち
)
の
後室
(
こうしつ
)
が
珠数
(
じゆず
)
をつまぐつて、
冠
(
かぶ
)
つ
切
(
き
)
りの
若紫
(
わかむらさき
)
も
立出
(
たちいづ
)
るやと思はるる、その一ト
搆
(
かま
)
へが大黒屋の寮なり。
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
あぜち(按察)の例文をもっと
(6作品)
見る
検索の候補
あぜちの
あんさつ
あんさつし