トップ
>
藹々
ふりがな文庫
“藹々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいあい
94.7%
あい/\
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいあい
(逆引き)
武松は日を
措
(
お
)
いて、隣近所の衆を茶菓で招き、また、
嫂
(
あによめ
)
の金蓮には、
緞子
(
どんす
)
の
反物
(
たんもの
)
をみやげに贈った。——和気
藹々
(
あいあい
)
たる四、五日だった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんなようなわけで、内外共に和気すこぶる
藹々
(
あいあい
)
たるところ、故障が起ったのは、思わぬところに隠れたる気流があるものです。
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
藹々(あいあい)の例文をもっと
(18作品)
見る
あい/\
(逆引き)
彼
(
か
)
の『
巌頭
(
がんとう
)
の感』は失恋の血涙の紀念です、——彼が言ふには、我輩は
彼女
(
かのぢよ
)
を思ひ浮かべる時、此の
木枯
(
こがらし
)
吹きすさぶが如き
荒涼
(
くわうりやう
)
の世界も、忽ち
春霞
(
しゆんか
)
藹々
(
あい/\
)
たる和楽の天地に化する
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
藹々(あい/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
藹
漢検1級
部首:⾋
19画
々
3画
“藹”で始まる語句
藹
藹山
藹然
藹軒
“藹々”のふりがなが多い著者
相馬愛蔵
木下尚江
橘外男
吉川英治
作者不詳
中里介山
正岡容
谷崎潤一郎
北原白秋
横光利一